by Gustavo Niemeyer
ここではRPMのspecファイル用のプラグインについて解説する。
このプラグインを使用することでRPMのspecファイルの%changelogセクションを簡単に
更新することができる。まだセクションが存在していないならば、プラグインが作成し
てくれる。既に本日分のエントリがあるのならば、プラグインは本日のエントリに新し
い項目を追加する機会を与えてくれる。書式設定文字列(|spec_chglog_format|)を準備
していないならば、プラグインはemailアドレスをユーザに問い合わせ、そこから書式
文字列を構築する。
1. 使い方 |spec-how-to-use-it|
2. カスタマイズ |spec-customizing|
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1. 使い方 *spec-how-to-use-it*
spec_chglogプラグインは以下のようなキーマップを提供する:
:map <buffer> <LocalLeader>c <Plug>SpecChangelog
これはspecファイルではマップローカルリーダ(デフォルトは'\')に続いて'c'を押すこ
とでプラグインが起動することを意味している。|spec_chglog_format|を設定していな
い場合には、プラグインはユーザにemailアドレスを問い合わせこの編集セッションで
使用する。
プラグインを起動するたびに、changelogに本日分の項目が既に書かれているかを
チェックする。そのようなエントリが存在すれば、新しいchangelog項目が追加され、
存在しない場合には新しいchangelogエントリが作成される。
|spec_chglog_release_info|を有効化して実行した場合には、名前とバージョンとリ
リースも一致するかが確認される。プラグインは充分に賢いので、パッケージリリース
がアップデートされるべき時にはその旨を訊ねてくるから、ユーザはわざわざそれをす
る必要はない。
キーマップ定義 *spec-setting-a-map*
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既に知っているように、あらゆるVimコマンド(その意味ではあらゆる事が可能)を実行
するためのキーマップは簡単に定義できる。デフォルトのキーマップ<LocalLeader>cが
気に喰わないならば、独自のキーを設定するのも良いだろう。次はそれをファイル.
vimrcで行なう例で、プラグインを<F5>キーに割り当てている:
au FileType spec map <buffer> <F5> <Plug>SpecChangelog
NOTE: プラグインはユーザのマッピング変更の要望を尊重するので、再設定は行なわな
い。
このコマンドはspecファイルのバッファにのみ適用される。
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2. カスタマイズ *spec-customizing*
書式設定文字列 *spec_chglog_format*
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specファイルがどのように表示されるかは簡単にカスタマイズできる。これを行なうに
はファイル.vimrcで次のように変数"spec_chglog_format"を設定する:
let spec_chglog_format = "%a %b %d %Y My Name <my@email.com>"
"%a %b %d %Y"はもっとも頻繁に使用される時刻の書式であることに注意。書式文字列
を準備していなければ、SpecChangelogコマンドを最初に実行した時に、ユーザにemail
アドレスを問い合わせアドレスから自動的に|spec_chglog_format|を構築する。この方
法でユーザは一度emailアドレスを設定するだけで済む。
どのような書式を使うことができるのかを知るには、strftime()関数のマニュアルペー
ジを参照する。
{訳注: |strftime()|も参照}
新規項目の挿入箇所 *spec_chglog_prepend*
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プラグインは通常新しい%changelogエントリの項目(エントリそのものではないこと
に注意)を、既に存在するものの後に挿入しようとする。変数spec_chglog_prependを設
定すれば:
let spec_chglog_prepend = 1
既に存在するものの前に新規項目を挿入するようになる。
リリース情報の挿入 *spec_chglog_release_info*
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望むのならば、プラグインはchangelogエントリごとのリリース情報を自動的に挿入す
ることができる。この機能を利用することの利点の1つは、最後の変更の後にリリース
を更新すべきかそうでないかをコントールできることである。パッケージのバージョン
かリリースを更新していない時には、パッケージリリースを更新すべきならばその旨を
ユーザに問い合わせてくれる。この機能を利用するには、.vimrcに次のコードを書き加
える:
let spec_chglog_release_info = 1
こうすれば、changelogエントリの最初の項目が次のようなものの場合に問い合わせが
発生する:
+ name-1.0-1cl
リリース更新機能が気に入らず、古いリリースを検出するたびに毎回"No"と答えるのに
嫌気が差したならば、次のようにして無効化できる:
let spec_chglog_never_increase_release = 1
幸運を!!
vim:tw=78:ts=8:ft=help:norl: