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Linuxでのビルド方法


Ubuntu 14.04 LTSを使った場合のビルド方法を説明します。

  1. 必要なパッケージのインストール

    Terminalアプリを開き、以下を実行します。ビルドに必要なパッケージが全てインストールされますが、ビルド設定によっては不要なパッケージも大量に含まれています。(行頭の$はプロンプトを示しており、実際には入力不要です。)

    $ sudo apt-get build-dep vim
    

    パッケージを個別にインストールするには以下を実行します。

    $ sudo apt-get install git gettext libncurses5-dev
      libacl1-dev libgpm-dev
    

    ※実際は1行

    GVim (GTK2-GNOME GUI版)をビルドするには以下も追加で必要です。 Unity 版の Ubuntu を利用する場合は、GNOME GUI よりも GTK2 GUI の方が推奨されます。

    $ sudo apt-get install libxmu-dev libgnomeui-dev libxpm-dev
    

    ※GTK2 GUI版の場合はlibgnomeui-devの代わりに、libgtk2.0-devを指定。

    Perl, Python2,3, Ruby拡張を使うには以下も追加で必要です。

    $ sudo apt-get install libperl-dev python-dev python3-dev ruby-dev
    

    Lua拡張を使うには以下も追加で必要です。

    $ sudo apt-get install lua5.2 liblua5.2-dev
    

    LuaJITのLua拡張を使うには以下も追加で必要です。

    $ sudo apt-get install luajit libluajit-5.1
    

    ソースコードを修正する場合は、以下のパッケージも必要になることがあります。

    $ sudo apt-get install autoconf automake cproto
    
  2. ソース取得

    以下のコマンドを実行します。

    $ git clone https://github.com/vim/vim.git
    

    git cloneを実行した後にソースが更新された場合は、以下のコマンドで最新のソースを取得できます。

    $ git fetch
    $ git merge
    

    ローカルでの変更がない場合、あるいは2つをまとめて以下のコマンドでもOKです。

    $ git pull
    

    特定のバージョンを指定して取得する場合は、以下のコマンドを実行します。

    $ git checkout v7.4.393
    
  3. コンパイル

    vim/srcフォルダに移動し以下のコマンドを実行します。

    $ ./configure --with-features=huge --enable-gui=gnome2
      --enable-fail-if-missing
    $ make
    

    ./configureの行は実際は1行
    ※GTK2 GUI版の場合は--enable-gui=gnome2の代わりに、--enable-gui=gtk2を指定
    --enable-fail-if-missingは足りないパッケージがある場合にエラーとするためのオプション

    もしPerl拡張やRuby拡張、Python拡張を使う場合は以下の様に指定します。

    $ ./configure --with-features=huge --enable-gui=gnome2
      --enable-perlinterp --enable-pythoninterp
      --enable-python3interp --enable-rubyinterp
      --enable-fail-if-missing
    $ make
    

    もしLua拡張を合わせて有効化する場合は以下の様に指定します。

    $ ./configure --with-features=huge --enable-gui=gnome2
      --enable-perlinterp --enable-pythoninterp
      --enable-python3interp --enable-rubyinterp
      --enable-luainterp
      --enable-fail-if-missing
    $ make
    

    もしLuaインタプリタとしてLuaJITを利用したい場合は以下の様に指定します。(上記に加えて--with-luajitを指定している点に注意)

    $ ./configure --with-features=huge --enable-gui=gnome2
      --enable-perlinterp --enable-pythoninterp
      --enable-python3interp --enable-rubyinterp
      --enable-luainterp --with-luajit
      --enable-fail-if-missing
    $ make
    

    ./configureの行は実際は1行

    ./configureのオプションの詳細は以下のコマンドで確認できます。

    $ ./configure --help
    

    これらの./configureのオプションは、vim/src/Makefileを編集することでも設定可能です。この場合は、単純にmakeコマンドを実行することでビルドができます。オプションを変更後ビルドし直す場合は、以下のコマンドを実行します。

    $ make reconfig
    
  4. インストール

    以下のコマンドを実行すると、./configure--prefixオプションで指定した先にインストールされます。(無指定の場合は、/usr/localなど)

    $ sudo make install
    

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