[攻略記事] VimConf 2018のスピーカーになるには
Posted on 2018-07-03こんにちは、ujihisaです。つい先日 VimConf 2018 CFPがはじまりました。本記事は、応募する気の方、応募するかしないか迷っている方、あるいはすでに応募した方向けの便利情報です。
審査基準について雑多に。
- すでに募集開始された20/30分枠と、後日募集するLTでは審査基準を大きく変えます
- 20/30分枠は地に足のついた技術の話。普段から手を動かしてる人が、その人しかできない深い話を
- LT枠は多様性や話の面白さに期待。Vimの懐の広さを披露してくれることを願っています
- Vim script高速化、言語機能向上など、本体に近い話がうれしい
- といいつつlanguage serverなどのVimの周辺技術にも興味あり
- 基本的にはVimそのもの。つまりVim以外ではない話がいいです
- ただし、VimConf 2017におけるt9mdさんのAtomの話のような熱意と完成度のものは大歓迎
- Vimの初歩的な使い方を学ぶための発表は、なるべく採択しないようにします
- インターネットや書籍で見つけることのできる一般的なチュートリアル系のものは、VimConfの時間ではなく自宅やコミュニティの勉強会でやるのがよさそうです
- また、Vim昔話・Vim文化などについての物語系も、なるべく採択しないようにします
- 面白い話題ではあるのですが、これはむしろ懇親会でやるのがよいかなあと
- 一方、カスタマイズ系、ソムリエのように数多のプラギンを組み合わせてVimを便利にかっこよく使う系のものは楽しみです
- 業務でVimをどう使うかなどにつながりますね
去年のVimConf 2017では、スタッフ6名ともVimConf業に時間を無限に吸い取られ、当日にVimの発表をする余裕が一切ありませんでした。そのときの反省を活かし、今年は意識的にCFP出す予定です。なお、スタッフによる応募でも、他スタッフによる審査で容赦なく落選しうります。
(図はVimConf 2018で前述のような発表を行っているイメージです。スライドは2012年のマクロ漁船の発表より引用)
以下、余談
- CFPフォームにあるけど、スライドは全部英語
- 自信なかったらとりあえず分かる範囲で英語日本語混じりで書いて、早めにスタッフに声をかけてください!一緒に英語化して素晴らしい発表にしましょう!
- とりあえずいったん日本語で書くとかでOKです
- 発表言語は日本語でもいいけど英語推奨
- 英語発表として応募すると、当然採択率が高まります
- (英語なら必ず当選するってわけじゃないし、日本語なら必ず落ちるってわけじゃないよ!)
ここまでをまとめて、著者おすすめの攻略方法を書いちゃいます。このとおりにやる必要はないし、勝利を保証するものではないです。ただ、著者ujihisaはこの方法のとおりに挑戦する予定です。
- 直近数年/数カ月/数週間の自分のVim活動 (通称Vim活) を振り返り、他人にとって有意義そうなものを適当に列挙する
- ujihisaの場合、vim本体に2つほどパッチを投げたので、そのときに学んだVimのC実装まわりがよさそう
- それがなければ、今から本番までの数カ月のうちにそれをやる
- とりあえず仮のタイトルと内容でCFP出す。
- 勝率の高そうな、30分枠で英語発表でいく
- 締め切りの2018-08-13 (月) の夜11pmまで、継続的に内容を研ぎ澄ましていく
- スライド下書きも可能ならば先に作る。審査員は当然スライドがある応募の方がスライドのない応募より魅力的に見えますよね
- 発表内容がわかりやすい、ひねっていないけどオシャレなタイトルを毎日考える
- 採択されなかったときのため、可能なら Platinumプラン を取得し、無理やり発表枠を取得する
ujihisa
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