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vim-go-extra を公開致します。

Posted on 2014-09-02


golang オフィシャル配布物として提供されてきた misc/vim という vim プラグインが、開発対象から外すという理由により先日リポジトリから削除されました。 その変更を受けて vim-jp ではそのコピーを go-vim というリポジトリ名で公開しておりました。本日それを vim-go-extra という名称に変更致しました。 以下これまでの流れ。

  • golang オフィシャルリポジトリから misc/vim が削除される
  • vim-jp が go-vim として misc/vim のコピーを配布
  • Google が vim-ft-go というリポジトリで misc/vim の一部を公開する
  • vim 本体リポジトリに vim-ft-go がマージされる

vim-ft-go には misc/vim の一部のみが含まれています。misc/vim からは以下のコマンドが削除されました。

  • :Godoc コマンド
  • :Fmt コマンド
  • :Import コマンド

これらのコマンドは Fatih Arslan 氏が提供する vim-go にコマンド名称を変えて含まれておりますが、vim-go に含まれている syntax 等は vim のリポジトリに含まれている物と現在バッティングしています。 そこで vim-jp では上記の消えたコマンド群のみを集めた vim-go-extra というリポジトリを提供する事にしました。

https://github.com/vim-jp/vim-go-extra

vim-go-extra の位置づけは以下の通りです。

  • vim 本体に含まれる golang 関連ファイルとバッティングしない
  • golang 関連コマンドをインストールしていれば自動でコマンドが使える様になる
  • golang 関連コマンドは自動でインストールしない
  • ファイル保存時等に自動で :Fmt したりする様な動作はユーザーが混乱するのでデフォルトとしない

上記のポリシーで公開してまいります。なお、gocode、godef、lint コマンドがインストール済みの状態であれば、各コマンドに付属されている vim プラグインが vimrc の変更無しに使える様になっています。 また vim の最新版を使えない方は、Google が提供する vim-ft-go と vim-jp が提供する vim-go-extra を両方をインストールしてお使い下さい。 何か問題が発生した際には、上記 vim-go-extra の issues までご連絡下さい。


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