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UNIX系GUI版で起動時にハングしたり起動が遅くなったりしていた問題が修正されました。

Posted on 2011-10-21


UNIX系GUI版ではデスクトップアプリケーションとして起動する為に現在のシェルからfork()して起動し、親プロセスからの標準入力を監視しつつ起動しますが、この動作にGTK版で問題が発生しfork()の呼び出しをGTK初期化前に行う修正が以前 Patch 7.3.315 に取り入れられました。 しかしそのパッチの中で fputs() や fread() という高水準関数を使っていた為、ブロッキングが発生してしまっていました。 今回その問題が Patch 7.3.344 にて修正されました。

Patch 7.3.344

もしお手持ちのVimのバージョンが7.3.315以降で、GUIの起動が遅かったりハングしていたりした場合は、バージョンアップをお願い致します。 この問題はUbuntuやFedoraのフォーラムでも既に報告済みですので、数日中にはアップデート版がリリースされるものと思われます。


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