quickrun 0.5.0がリリースされました
Posted at 2011/07/27ツイート
- on vim.org http://www.vim.org/scripts/script.php?script_id=3146
- on github http://github.com/thinca/vim-quickrun
変更点1 非同期出力
quickrunは従来から非同期実行を行っていましたが、今回さらにそれに加え、非同期出力も行うようになりました。
例:
(1..20).each do |i|
sleep 0.2
puts i
STDOUT.flush
end
という内容に対し
:QuickRun -runner vimproc:100
のように実行させると、ちょっとずつ結果が出ます。(*1)
変更点2 モジュール化
ところで先ほど-runner
という新しい記法がでていました。これはquickrunのモジュール化に密接に関わってくるオプションです。
quickrun 0.5.0では、実行部分と出力部分をモジュール化しました。
runmode => runner
output => outputter
名前なども変わっております。詳しくは :help quickrun
を見てください。
モジュール一覧:
- runner
- system
- shell
- vimproc
- remote
- python
- outputter
- buffer
- message
- variable
- file
- buffered
- multi
変更点3 式展開記法
quickrun-syntax-option で {}
が式展開になっていたものが、%{}
に変更されました。多くの人は ~/.vimrc
の変更が必要になります。これは大事なところなので、ぜひ一日三回はtweetしてください。
参考文献
http://d.hatena.ne.jp/thinca/20110529/1306677726
- *1 すごい気がしないでもないけど、通常のプログラムは出力先が端末でない場合自動でバッファリングしちゃうみたいなので、残念ながら普段は恩恵に授かれないと思います。過度な期待はしないでください。
- *2 ちなみに著者ujihisaは英語版documentの翻訳を行うなどしました。tyruさんとujihisaさんの英語を世界に広めましょう!
author: ujihisa
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