Hack #183: Vim日本語ドキュメントを更新しよう
Posted at 2010/11/17ツイート
読者の中にはkaoriya様が作成しているVim日本語ドキュメント(以下ドキュメント)の存在を知っている方が多いでしょう。 しかし一度ダウンロードして.vim以下にコピーしてそれっきりという方も多いと思います。 ドキュメントは毎朝リポジトリ(svnで管理されており、ブラウザから見るだけしかできません)からスナップショットが更新されており、 頻繁に更新されているようなのでなるべく早く追従したいものです。
更新状況のチェック
はてなアンテナやLDRではフィードのないページの更新状況もチェックすることができるので、 翻訳状況のページを登録しておくといいでしょう。
pathogen.vimでアップデートを楽にする
~/.vim
以下にベタにコピーしてしまうと以下のような構成になります。
.vim/doc/*.jax
.vim/syntax/help_ja.vim
こうすると他のファイルと混ざってしまい、アップデート時に どれがコピーしたものなのかわからなくなってしまいます。 pathogen.vimはそれぞれ独立したディレクトリにプラグインを置くことで管理を楽にするプラグインです。
まず.vim/bundle/vimdoc_ja
に全てのファイルをコピーします。
ファイルの構成は以下のようになっています。
.vim/bundle/vimdoc_ja/doc/*.jax
.vim/bundle/vimdoc_ja/syntax/help_ja.vim
そしてpathogen.vimを.vim/autoload/pathogen.vim
にインストールし、
.vimrcに次の2行を追加します。
call pathogen#runtime_append_all_bundles()
call pathogen#helptags()
1行目は'runtimepath'
中のディレクトリにあるbundle
というディレクトリの下にあるディレクトリを'runtimepath'
に追加します。
2行目は'runtimepath'
中のdoc
ディレクトリに対して:helptags
を実行します。
これによって.vim/bundle
以下にプラグインをディレクトリごとコピーすれば
いちいち:helptags
を実行する必要がなくなります。
つまり:help
で日本語ドキュメントがひけることを意味します。
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