Hack #84: バッファの表示設定を保存する
Posted at 2009/10/08ツイート
Vimには折りたたみやカーソルの状態をファイルに保存し、次に開くときに設定を読み込む機能があります。以前編集していた場所がすぐ判るので便利です。
表示設定を保存・読み込む設定
:mkview
や:loadview
を使うと、バッファの表示設定を保存・読み込みできます。いちいちコマンドを実行するのは煩雑になるので、autocmdを利用して自動的にコマンドを実行させましょう。私は次のように設定しています。
" Save fold settings.
autocmd BufWritePost * if expand('%') != '' && &buftype !~ 'nofile' | mkview | endif
autocmd BufRead * if expand('%') != '' && &buftype !~ 'nofile' | silent loadview | endif
" Don't save options.
set viewoptions-=options
ifで分岐をさせているのは、無名バッファの場合に:mkview
や:loadview
がエラーになるからです。
バッファのオプションを保存すると後々面倒になるので、'viewoptions'
を変更して、オプションは保存しないようにしています。
バッファの設定は'viewdir'
に保存されます。初期値はWindowsの場合は”$VIM/vimfiles/view”, Linux等の場合は”~/.vim/view”となっています。
詳しくは:help :mkview
を参照してください。
Shougo
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