Hack #72: 英語の誤入力を防ぐ
Posted at 2009/09/14ツイート
問題と解決
Vimで英文を入力するとき、他のメーラや多くのアプリケーション同様、辞書を用いた英単語スペルチェックを行なうことができます。
スペルチェック機能を使いたいときはsetl spell
を、解除したいときはsetl nospell
しましょう。
(unfortunatellyではなく、正しくはunfortunatelyですね)
(vimではなく大文字のVimです)
字の文としてだけではなく、プログラミングを行なうときにも変数名などに自信がなければ、一時的にスペルチェック機能をオンにすることで、 スペルミスをしていない確信を持つことができます。
ただし固有名詞などで辞書にない用語を使うとき、画面が真っ赤になり目が痛くなってしまいます。
この場合、その単語の上でzgを打鍵し、その単語を辞書に登録することで解決します。
逆に、その単語を誤った単語とみなしたいときはzwを実行しましょう。gとwはgoodとwrongと覚えておきましょう。
議論
お使いのVimが+syntax
付きでコンパイルされていなければVim付属のスペルチェック機能は使えません。
+syntax
の有無は、シェルで$ vim --version
するか、Vim内で:version
することで確認できます。
また、スペルミスの確認ではなく辞書を用いた正しい英単語候補から絞り込んで補完を行なう場合は、 Hack #4: Insert mode補完 導入編を参照ください。
参考
:h spell
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