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Hack #47: 大文字を連続で入力する

Posted at 2009/07/26
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問題

VimではEmacsなど他のエディタに比べてCtrlキーをあまり使わなくてすむものの、それでもVim以外を使用時にCtrlキーの出番は多いです。多くの人がAの左にCtrlキーを配置し、さらにZの左下もCtrlにすることで、元来のCapsLockの機能をなくしています。 しかしながらプログラミングにおいて、ときには大文字を連続で入力する必要があり、Shiftキーを抑えたまま続けてキーを打鍵していく行為は容易にあなたのFPを削り取ります。かといって、入力後に打鍵した文字をまとめて大文字に変換しなおすのは直感に反する上に煩雑だと主張する人が多いでしょう。

解決

プラグインcapslock.vimを使用します。 このプラグインはVim内で仮想的なCapsLock機能を提供します。

capslock.vim http://www.vim.org/scripts/script.php?script_id=1725

以下の設定を~/.vimrcに記述します。

imap <C-a> <C-O><Plug>CapsLockToggle

これで、今後挿入モードで<C-a>と打鍵するとCapsLockされ、もう一度打鍵すると元に戻ります。 OSなどが提供するCapsLockと同様、アルファベットは大文字になり、数字はそのまま出力されます。

議論

capslock.vimはrails.vimと同じくTim Popeさんの作品です。capslock.vimのすこし前にcobol.vimを開発していることから、cobolプログラミングのために作られたプラグインなのではないかと著者は推測しています。

ujihisa

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